ドン・デリーロ Don DeLillo

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001吾輩は名無しである2011/03/04(金) 02:13:35.39
ドン・デリーロ(Don DeLillo, 1936年11月20日 - )

Americana (1971)
End Zone (1972)
Great Jones Street (1973)
Ratner's Star (1976)
Players (1977)
Running Dog (1978)
Amazons (1980)
The Names (1982)
White Noise (1985) (『ホワイト・ノイズ』森川展男訳 集英社、1993)
The Day Room olay (1986) (『白い部屋 デイルーム』吉田美枝訳 白水社、1991)
Libra (1988) (『リブラ 時の秤』真野明裕訳 文藝春秋、1991)
Mao II (1991) (『マオ2』渡辺克昭訳 本の友社、2000)
Underworld (1997) (『アンダーワールド』上岡伸雄・高吉一郎訳 文藝春秋、2002)
The Body Artist (2001) (『ボディ・アーティスト』上岡伸雄訳 新潮社、2002)
Cosmopolis (2003) (『コズモポリス』上岡伸雄訳、新潮社、2004)
Falling Man (2007) (『墜ちてゆく男』上岡伸雄訳、新潮社、2009)
Point Omega (2010)

前スレ
現代アメリカ文学最大『アンダーワールド』
http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/book/1029133601/

0329吾輩は名無しである2023/01/04(水) 23:28:07.21ID:AT2sC6r0
そしていつもの嫌われ者が登場
他人と接点がないから自己を客観視できない
周りを嫌な気分にさせているのに
自分は何も悪いことをしていないと思い込む異常者
しかし一人も友達がいないという事実が全て

0330亀吉2023/01/04(水) 23:48:27.57ID:r1F9VVPp
>>329
周りを嫌な気分にさせているのだったら謝ります
すみませんでした
自分で読んだ本の感想を好きに書いていて
周りのことを十分に考えることができなかったということですね
重ねてお詫びいたします
ごめんなさい

0331吾輩は名無しである2023/01/05(木) 20:04:10.64ID:M8UIRyDq
ピンチョンスレを荒らしてた人か

0332亀吉2023/01/05(木) 23:03:37.00ID:NXrEBpyT
リブラを読んだことのある人に訊ねてみたいのだが
ウィン・エヴァレットの家庭の不穏さ
とくに妻のメアリーフランシスがウィン対してキープしている距離感が
作品に奥行を与えていると思うのだけれど
これって暴力に対する予兆的な怯えと読んでみたくなるのだが
どうだろうか
読み間違えなのだろうか

0333吾輩は名無しである2023/01/06(金) 08:55:51.67ID:RbOSGkp3
そこは気にしなくていいと思うよ

0334亀吉2023/01/07(土) 00:27:11.58ID:QVBxydPX
いろんな人の読み方、意見を聞くのは楽しいし
ためになるなあ
それってわたしの血を凍らせるわ
なんていうのも
考えてみるまでもなく面と向かって言える言葉ではないものなあ藁
まあ、端的に言って病んでるってだけのことだが
なぜ病んでいるのかには十分過ぎる理由がある

0335亀吉2023/01/10(火) 22:45:06.07ID:Jgw4LHHM
リブラのようにフィクションとリアルをつき交ぜた本は
歴史とかフィクションの枠組みという根本の話をしやすいもののように思うけど
どうもそういう方向にはいかなそうだなあ
ざんねん

0336亀吉2023/01/15(日) 23:30:59.83ID:VILl7RRH
ということで今週は墜落男
お好きな方、よかったらご一緒に

0337亀吉2023/01/16(月) 23:39:12.36ID:5lU0lEyp
自爆した人間の骨片や肉片がこちらの身体にめり込んで
やがてバンプになるという話はこわかったなあ
いまあるこの現実が一変することはいつでも起る
人災でも天災でもそうなのだ
そしてその記憶は様々な形で残る
好むと好まざるにかかわらず
血のつながりのあるなしにかかわらず
だれかに必ず引き継がれてゆくのだ

0338吾輩は名無しである2023/01/16(月) 23:45:04.34ID:FxKtU/pj
全作品読んでない人間も多いんだからネタバレ書き散らすのやめてくれ
自分のブログででもやってくれ

0339吾輩は名無しである2023/01/16(月) 23:56:01.80ID:Li7ir8yj
ネタバレOKだ
どんどんやれ

0340吾輩は名無しである2023/01/17(火) 01:03:07.80ID:T3glfnO4
自分のブログでやるべきだな

0341吾輩は名無しである2023/01/17(火) 08:21:16.00ID:LURZUShV
ネタバレしないでまっとうな批評を書くことは無理と蓮實が書いていたが、その通り
最近の若い奴らのネタバレ批判の強さには辟易している
俺はamazonレビューでどんどんネタバレを書いているよ

0342吾輩は名無しである2023/01/17(火) 08:29:17.02ID:kHS3pJi2
ネタバレ以前にその書き込みに読むところないだろ

0343吾輩は名無しである2023/01/17(火) 08:33:59.10ID:b7sYe0ng
ネタバレしないどころか本文に触れなさすぎて、自己顕示欲のみで仕上がっているゴミエッセイにしかなっていない文庫本解説も最近見かけることがある

それならいらんわ

0344吾輩は名無しである2023/01/17(火) 08:46:15.82ID:mQG0OJiJ
アンダーワールドのネタバレはしないんだねこの人

0345吾輩は名無しである2023/01/17(火) 09:24:18.70ID:IPDs/Wxc
ネタバレ大歓迎。最近のネタバレを嫌う傾向はおそらく、小説や映画のプロットつまり筋書きの面白さや
意外性の身を追求する軽薄な精神性が原因になっているんだろう。そもそもそういう奴らは、
筋を追っかけておしまい。だから、二度と同じ作品を読まない。本当は、その作品の筋書きなんてどうでも
よくて、最も大事なのは、その平凡な結末に至る登場人物たちの心の葛藤。微妙な心情の動き。
最も目立たない(読者から完全に忘れられそうな)小さな人物やささやかな出来事や、細かい感情の揺れ動きが
合い重なって、いろいろと人の振る舞いや考えが変わっていくところにある。

僕なんか、同じ作品を10回ほど読んでもまだ足りないと思っている。100回ほど読んでも、まだ読み足りない。
今までの生涯で、同じ本を100回ほど繰り返して読み、ほとんど暗記したんじゃないかと思える本
(それぞれ300ページから600ページくらい)には少なくとも4冊、出会った。

0346吾輩は名無しである2023/01/17(火) 09:35:41.41ID:qSZSTQIl
>>345
で、今はどんな仕事をしていて年収はいくらくらい?
貧乏で仕事もできなそう
読みましたってだけなら自己満なんでどうでもいいっす

0347吾輩は名無しである2023/01/17(火) 09:41:19.90ID:LURZUShV
>>345
キミに賛同する
>>346
お前は性格が悪すぎる

0348吾輩は名無しである2023/01/17(火) 09:44:31.95ID:5tYtWmLf
やることをやって自己満の読書に浸っている人はいいよ
作家やエッセイストのようにね
ごろごろしながら自己満に浸っているやつはただのゴミ

読書の喜びなんてものは<誰が>言うかが重要
なぜなら誰もがそれぞれの喜びを味わってはいるのだから

0349吾輩は名無しである2023/01/17(火) 09:49:20.51ID:01dZg4hF
>>347
弱者の傷の舐め合いは汚らしいですね
19世紀生まれの作家が口にしていたような読書の喜びを今になって退屈に反芻しているだけの無能な暇人どもでしょうに

0350吾輩は名無しである2023/01/17(火) 09:58:25.50ID:eacbsrUA
>>19世紀生まれの作家が口にしていたような読書の喜びを今になって退屈に反芻している

素晴らしいことじゃないですか

0351吾輩は名無しである2023/01/17(火) 10:04:25.91ID:dNrAKANP
>>350
で、今はどんな仕事をしていて年収はいくらくらい?
貧乏で仕事もできなそう
素晴らしいどころか最低だよ?

0352吾輩は名無しである2023/01/17(火) 10:20:24.50ID:LURZUShV
確かにフランスの哲学者アランはバルザックとディケンズだけを繰り返し読んだらしい
さすがに俺はもっと多くの作家に興味があるので、いろいろ読んでいて、再読までできない
でもアランの読書法には憧れる
それをくさす輩は下品極まりない

0353吾輩は名無しである2023/01/17(火) 10:26:31.86ID:6VoPAE0m
大昔に業績を残した人の方法論やエピソードに憧れて、全く環境も生活条件も異なる現在の自分だけの貴重な人生を食い潰す馬鹿はどこにでもいる
これも一種の現実逃避ですな

0354吾輩は名無しである2023/01/17(火) 10:34:10.17ID:LURZUShV
>>353
そんなに仕事、業績、年収が大事かね?
お前とは価値観が違うから、どうせ議論しても無益だろう
でもな、一回きりの人生なんだから、自分の好きなことを楽しむに限るぞ
世間体や周りの評価なんぞ虚しいだけだ

0355吾輩は名無しである2023/01/17(火) 11:00:52.58ID:JgmtPBJr
話し相手は匿名掲示板で煽ってくる人しかいない一回きりの人生か

0356吾輩は名無しである2023/01/17(火) 11:08:41.84ID:eChS8A8m
「世間体や周りの評価なんぞ虚しいだけ」←こういう「いわゆるアーティスティック」なことを言う人は今の時代どこにでもいるけど(陽キャのヤンキーでも言っていそう)、この価値観の基にあるのはやることをやって成功した人たちだから
ゴミがそのスタイルや姿勢、言葉だけ真似しても何にもならんよ(後世に名を残しているような過去の芸術家、文学者、ミュージシャン)
形だけ猿真似するしか能がないイナゴがいるから文学のような幻想も成り立つわけだが

0357吾輩は名無しである2023/01/17(火) 11:16:45.60ID:/aSbRxB9
>>354
お前の書き込みをまとめると、
「もう若くはないから、世間や周りと無益な議論を交わすつもりはなく、仕事や収入を今更顧みても無駄なので、amazonレビューで読んだ本についてどんどんネタバレを書いていくぞ」
となる

ただの廃人じゃん

0358吾輩は名無しである2023/01/17(火) 11:26:56.63ID:iwjWbuuD
同じ本100回読んだというやつ、どうせ星の王子様とかだろという気がする

そうじゃなくても単純計算で何時間かかるんだよ

0359吾輩は名無しである2023/01/17(火) 11:32:46.57ID:OWy4tvo/
せやな
他人を軽薄な精神性などと罵りながら数で自己主張しているアホでっせ
100回読もうが読むまいが、そんな年中暇そうな無能に対する周りから見た価値は一緒
ただの自己満や

0360吾輩は名無しである2023/01/17(火) 23:16:32.59ID:u1Lz5Ain
新訳ホワイトノイズ
読みやすい。いい意味で肩透かしを食らった
ただ解説で他の作品のネタバレをするのはいただけない

0361亀吉2023/01/17(火) 23:44:37.75ID:AoCv72Ic
どうも墜落男は人気ないようだなあ
面白いとおもうんだけどなあ
芭蕉の句の使い方なんかちょっとパズル的だけどチャンとハマってるし
落としたところがおかしな鳥ってところもニクい
ニナのキャラともしっかり重なってるものなあ
キースとフローレンスの初対面のシーンも
あの小さなビスケットの不味さが
不必要に湿潤な口中に広がって苦しいくらいなのだけれど止められない
水の浸透力や温度や重さ、さらには親和力のようなものが
暗喩として二人の経験の中で機能してしまっているのだから仕方がないなあ
そもそも壊れていたり壊れかけていることが人間関係の常態ではあるけれど
そこにこの惨事でマイナスかけるマイナスになっていくのだろうか

0362亀吉2023/01/19(木) 22:43:06.14ID:EK0FuV2D
事件から時間的にも空間的にも遠く離れた人間の心にも
十分に大きな何かを轟くように伝えてくれる小説だったなあ
外部と内部
他者と自己
無名性と固有性
暴力と癒し
そしてこういった二項対立を宙吊りにしているものとは何なんだろう
永遠の問題にあらためて向き合わなければならない時というのはある
ものを考えるには孤独はありがたい状態なんだなあ
ということで墜落男はおしまい
次は誰かが推してくれていた白い部屋デイルームを読んでみようかな

0363亀吉2023/01/20(金) 21:10:02.24ID:O2fwbd0z
演劇にはとんと疎いのだが
たまにこういう戯曲を読むと
これってセリフの言い方で大分話が違ってくるなあとか思って
けっこう楽しく読めた
瞑想なのか妄想なのかよく分からないが
バッジのtai chiで始まり終わる
デリーロらしく形がきちんとしていて後味がいい
あんた誰?ってのを役者は延々問われ続けなければならないのだが
どこか洞窟のアレゴリーめいてくるところがデリーロなのかなあ
ということでデイルームは終了
来来週はボディアーティストでもよもうかな
お好きな方、よかったらご一緒に

0364亀吉2023/01/30(月) 22:19:26.90ID:5RG/N5QF
どうも俳句が好きみたいね、デリーロさんは
発句、といってもいいような蜘蛛からはじまる
そうか、三番目の奥さんがボディアーチストなわけね
こりゃ面白そうだな

0365吾輩は名無しである2023/01/30(月) 22:50:40.51ID:5jCeeEZA
ボディーペインティングのことか。
あまりセクシーな人はやらんわなw

0366亀吉2023/02/01(水) 22:47:37.35ID:lIEf6MzZ
まあ、お能だよなあ
そして自分は何から出来てるのかってのを考えると
大体こんな風になって行くんかな
精神と肉体の二元論で考えた場合
鍛えりゃなんとかなると思いがちな肉体も
死という絶対的な掟があるからには精神以上にママならないわけで
そうなると精神の方の働き掛けで注釈に奔るという
ものすごく大昔からの話に帰着するしかないんだろうなあ
ミスタータトル、なんだかよく分からんかったなあ
色即是空空即是色とかいってお茶を濁してボディアーチストは終了藁

0367吾輩は名無しである2023/02/02(木) 18:59:20.64ID:u/AlKqrw
素っ裸だが全然エロくないのがボディアート。
身体が良過ぎて、どうしてもエロになる女体の人はやってはいけないw

0368亀吉2023/02/09(木) 21:53:48.89ID:j2QIRPMa
つまみ食い的にポイントオメガ
うーん、ますます俳句っぽくなっていくデリーロさんなのであったw←藁(^_-)
サイコは好きな映画だけど
この小説だけならいいとして
ダグラス・ゴードンの24 hourを見てしまったら
たぶんもう同じようには見れなくなるんだろうなあ
この小説自体は十分に面白かったので
娘はいったいどこ行っちまったんだとか、そもそもあんた誰よとか
そーゆーことは忘れてエゴのその先へと思いを馳せましょう

0369亀吉2023/02/10(金) 22:05:35.05ID:Hm7W1usJ
サイレンスも読んでみたが
まあ、淡々と進むしかないわなあ
なにが起こったか分らないんだから
いろいろと想像することはできるだろうが
互いにコンセンサスのとれた形の反応などしようがない
めいめい仮説を立て
というか妄想だろうが謬見だろうが何でもいいのだが
とりあえずのフレームを作ってその中に自分を置いてみるしかないのだ
そうした上での感情であり交感であり理解なのだ
って普通に生きてるってことじゃんw
電気があろうがなかろうが昔からそうだったし
今後もそんな感じなんだろうなあ

0370吾輩は名無しである2023/02/14(火) 17:39:19.33ID:73wPp/kW
米オハイオ州で化学物質を載せた120両の列車が脱線事故で大炎上して有毒物質が蔓延

『ホワイト・ノイズ』そっくりの状況で驚いた

0371亀吉2023/02/26(日) 23:19:38.66ID:A92Qliz+
今週は9つの短篇をちびちび読んでいこうかな

0372吾輩は名無しである2023/02/26(日) 23:30:00.54ID:encRrxS0
5chですら誰にも相手されないゴミ
子供のときから皆に嫌われてたんだろうな

0373亀吉2023/03/01(水) 23:43:59.96ID:LxXatYts
ドストエフスキーの真夜中
雪の降り積もる冬期休暇中の大学図書館
アイダホに行ってしまう女の子もいいし
論理学の先生の癖の書き方とかも笑える
アオハルだけどもっとアオよりのアオハル
とっても咽喉越しがいいのであった
まる

0374亀吉2023/03/03(金) 23:08:14.37ID:ap8dFU0l
ガリガリ女
ブロンクスのその先まで行く
ふたりだけの女子トイレに入ってきた3人目って
あれはいったい誰だったんだろうか
白さだけが記憶に残る
しかし青山真治はすでにこの世になく
デリーロのおっさんはまだ死なずに頑張ってるというのも
なんだか不思議な感じではある
おわり

0375吾輩は名無しである2023/05/14(日) 18:40:29.52ID:JKS6WRvH
ゼロ・K
6月下旬発売 水声社

水声社はアマゾンで販売してないのか
いいことだ

0376吾輩は名無しである2023/07/18(火) 16:38:42.44ID:LPm0BT99
コーマックマッカーシー
亡くなってしまいましたね、、、、

0377吾輩は名無しである2023/08/07(月) 00:27:51.86ID:5SgEe2U/
あなたはこのスレッドにはもう書けません。

0378吾輩は名無しである2023/08/07(月) 03:29:09.48ID:yPc9xif8
解除

0379吾輩は名無しである2023/10/14(土) 05:05:06.35ID:Q4+XkXjU
ホワイトノイズ!

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています