0001吾輩は名無しである2012/06/29(金) 15:33:32.84
マッタリ情報交換いたしましょう
前スレ 【生誕100年】太宰治イベント情報【没後60年】
>>950
よく読めよ
会合の様子が複数の党員によって語られてソースも明らかにされてる
その上で太宰とコミュニズムの関わりはそれだけと結論づけられてる >>951
太宰の再入党の確証がないからといって、必死になって否定するほどのものでもない。
党の地域再建会議に参加し、共産党員だと認識していた文化系の幹部がいた、という状況。
>>952
読んでも、党員であるかないかの話はまったく出てこない。
ソースにはなってないよ。
普通、再建会議というからには、中心的なメンバーが地域の党員の連絡網を構築し、今後の活動のありかたを協議するもの。
無関係な人間が参加するようなものではない。 太宰は無関係じゃないだろ
非合法時代に共産党のシンパだったんだから
合法になって、小野正文がいうように
「故旧忘れ得べき、こういう人なつかしさで 顔を出したのである」じゃないか
太宰が戦後、青森県共産党再建会議に一度だけ出て、途中退席して、それっきりだったという話はけっこう有名みたいだな
松本善明が「津川武一と太宰治」という講演をしていて、ネットでその内容が読めるが、その話もでている。
しかしあくまでも太宰は共産党の外部にいた人という扱いに読める
党員だったと語ってる人は増山太助以外、誰もいないようだ
太宰の自死の6日後に「東奥新報」に載った津川武一の文章。
「敗戦の年の十一月九日のこと、戦後の共産党をどうして再建してゆくかの相談会に、誰から聞いたのか太宰が顔を出して私を驚かした。」
津川は中心メンバーだが、太宰はどう見ても党員でもなければ中心的なメンバーでもないな
太宰と津川武一は戦前二回会っていて、これが三度目の出会いであり、同時に最後の出会いだったそうだ。
>>954
声をかけられなければ参加できないよ。
党の地方組織の再建という重要な会議に、ただのシンパを呼ぶとは思えない。
声をかけた人の期待にはそぐわなかったんだろうが、それは入党の有無とは関係がない。
どちらにしても、戦後の太宰は社会主義に傾倒したが、周囲の共産党員たちを是としなかった、というのが確かなところだろう。 >>955
死んだときの共産党と太宰との距離を表すものではあっても、それが事実とは限らない。
自分が太宰を引き入れた責任を問われることを回避した談話かも知れない。
太宰は、共産党系の文学者から強く批判されていたようだ。 いやいやいや、あんた妄想で補い過ぎw
太宰と共産党との関わりは、太宰側からの証言・共産党側からの証言、双方からさんざん研究されつくされているんだって
入党の事実があったなら、隠す必要は一つもない
2000年代にもなってたった一人、「入党していた」っていう人がいたからって、それを事実認定するのは苦しいなあ
>>958
太宰の入党があったとすれば、当時の共産党としては、いわば黒歴史w
当時は社会主義リアリズムでなければ、共産党としての文学ではないとされていた。
少なくとも、地域の責任者であれば、党員の作品を社会主義リアリズムに沿ったものに変えさせなければならない。
その責任を全うできなかったとすれば、責任回避の発言をするしかない。
現在の資料に頼るのもいいが、当時の共産党周辺の時代背景も知っておかないといけない。
立場として、太宰の入党を隠す必要がある人もいる。
隠された事実であれば、事実を書ける人が一人だけであっても不思議ではない。
僕は、太宰の入党の事実認定はしないが、否定しようとも思わない。 >>960
だからさ、共産党にとっての黒歴史かも知れないって書いといただろ?
もし入党してたら、金木の親戚縁者にとっても、凄い黒歴史だろうがw
どちらの側からも否定したい事実というのはあるんだから、現在の資料に頼りすぎるのは本質を見失う元だよ。 だから何がどう黒歴史なんだよ
バカバカしい
転向して共産党批判してる作家なんて山ほどいるし、そういう作家に対する共産党側からの批判もたくさんある
でも、入党していたことを共産党側が隠した話なんて聞いたことねーよ
あと、現在の資料というなら増山太助の本が一番新しいだろW
>>962
転向などという問題ではなく、責任者として不適切な人間を入党させたのかどうかということだよ。
責任者としては、自分の責任を回避して記録も記憶も抹消するかも知れない。
一番わからないのは、なぜ、君がそんなに太宰の入党を否定したいのかということ。
社会主義に傾倒していた太宰が入党することはありうるし、逆に太宰の作品や行動が共産党の文学観やモラルと相容れないことも確かだ。
だから、入党はしたが一切活動はしなかった、というのも十分ありうることだ。
のちに共産党から離れたひとりの元幹部の記憶の中にあっただけなのだから、事実であるともないとも断定はできない。
必死になって否定するようなことでもない。
なぜ君は、太宰が入党していた可能性を全否定したがってるの? >>964
いやあんたがなんで、そんなに太宰の入党を信じたいのかが不思議でしょうがない
どう見ても一人、勘違いした人が間違ったことを書いたようにしか見えないが
入党はしたが一切活動はしなかった、
→入党したことを隠す意味がない
そんなに隠したいなら、再建会議に参加したことも隠せばいいし、太宰との関わりとかいちいち話す必要もない
会議なんて12人しか参加してないんだから、そっちのほうがよっぽど簡単だろ
そんな陰謀論めいた無理矢理な理屈をこねまわしてるのが気持悪いんだよなあ
のちに共産党から離れたひとりの元幹部の記憶の中にあっただけなのだから、事実であるともないとも断定はできない。
→太宰に近い人でもないでもないし、記憶以外に一切入党したという証拠がないんだから、単なる勘違いという可能性が最も高い 宇宙人がいるかもしれないと信じるのはいいけど、政府が宇宙人を隠していると考え出したらヤバイ
そういうことだよ
>>965
まだ言ってるのかよw
信じるも信じないも、太宰が再入党してたと書いた元共産党の幹部がいる。
それだけだよ。
再建会議に参加すれば、党員だとみなされることもあるだろうし、そうはみなさない人もいるだろう。
不適格な人間を党員だとは認めたくない責任者がいても不思議ではない。
そんなことより、なぜ君は太宰の入党を全否定したいんだ?
なにも答えてないぞ?
まさか、証拠がないから慰安婦も南京虐殺も架空の事件だ、という議論に影響されているんじゃないだろうね? >>967
書いてるだろうが
太宰の入党を全否定したいんじゃなくて、太宰の入党を肯定しようとすると、田中英光も青森の共産党員も
太宰の身内も誰もがみんなが口裏合わせて嘘を言ってるとい陰謀論になるんだよ
そういう陰謀論が気持悪いって言ってるの > まさか、証拠がないから慰安婦も南京虐殺も架空の事件だ、という議論に影響されているんじゃないだろうね?
自分は慰安婦も南京虐殺も実際にあっただろうと思ってるよ
どの規模を虐殺というかだの、どういう人を慰安婦というかだの
定義論でゴチャゴチャ言い合ってるだけの話だろう、って
入党したかしないかなんていう、党員名簿みりゃ一発の話とは違うだろ
> 再建会議に参加すれば、党員だとみなされることもあるだろうし、そうはみなさない人もいるだろう。
党員なんて入党届け出して党費払わなきゃなれないだろ
党員集会に一回出ただけで党員にされる政党ってなんだそれ
>>968
田中が太宰と共産党の関係についてどこでどう言ってる?
青森の共産党の責任者についてすでに書いた。
太宰を再建会議に呼んだ人間がいるはずだが、それが誰だかわからない。
少なくても、自分だと名乗る人がいないということだ。
口裏合わせだのということではない。
ただ、不都合なことは語らないのが普通だと言っている。
政治の世界には、政権党から過激派まで陰謀は当然ある。
ネット工作も、政権党の陰謀だが、政権党は堂々とネット工作宣言をしているw
ゲッペルスの言葉を借りるまでもなく、政治というのは陰謀によって動くことも多い。
陰謀というのは、宣伝工作から事件の捏造、暗殺まで枚挙にいとまがない。
まさか、政治には陰謀がなく、大本営の発表も、関東軍の張作霖暗殺も川島芳子も満州国独立も陰謀ではないとでもいうつもりなのか?
陰謀を否定する方が、よほど気持ち悪いぞ? あんたは太宰を語りたいんじゃなくて、太宰をネタにして自分の政治主張を語りたいだけじゃん
もう話すことはないよ
>>969
名簿があったと思ってる?
あったとしても、その後、弾圧されたり内部抗争を繰り返したりした組織に、末端党員の名簿が残ってると思うの? いつの時代の話してんだよ
戦後の話だろ
名簿もなくてどうやって赤旗送ったり党費集めたりするんだよ
なんかもうバカバカしくて脱力するしかないわ
>>970
時代錯誤だよ。
そんな手続きがある組織ばかりじゃないw
>>972
自分の時代への無知を相手への誹謗で誤魔化すなよ。
戦後がどういう時代で、その時代の中で太宰がどうあがいていたのか、少しは想像をめぐらせよ。 >>974
戦後だよw
戦後の混乱が収まらない、共産党が武力闘争をはじめる前の時代だよ。
帝銀事件、松川事件、下山事件、三鷹事件と、陰謀、術策が渦舞く時代の直前だよ。
少し戦後史を勉強することだ。 >>974
いまなら名簿も必要に応じてあるだろうが、昔は名簿なんかないことが多かったんだよ。
弾圧の材料になるからね。
いまでも過激派には、名簿なんかないだろうw >>978
どこが脳内なんだよw
自分の無知を相手への誹謗でごまかすな。 >>971
> 太宰を再建会議に呼んだ人間がいるはずだが、それが誰だかわからない。
> 少なくても、自分だと名乗る人がいないということだ。
太宰は従兄弟の雨森卓三郎に誘われて再建会議に行ったはず
雨森本人がたしか全集の月報か何かに書いてた >>980
ありがとう。
いままで太宰研究者がまったく触れてないようだけど、全集の月報までは見てないのかな?
もう少しソースが明確になるとうれしい。 >>981
補足。
月報の内容が分からないという意味です。 >>981
触れてないということはないはずだが?
とにかく太宰関連の研究書や論文はものすごい数が出ているので、概説的なものでは省かれてるだけだろう >>983
なるほど、そういうことか。
具体的なものがあったら教えて。 0985吾輩は名無しである2017/07/21(金) 07:44:10.40ID:SXcqPpB3
太宰に「ロシアではカレーを手で食べる」なんてこと吹き込んだのはどこの誰か知りたい
太宰がインドをロシアと間違えて覚えただけかもしれないが
>>986
本場というか、インドなどの南アジアでは、カレーは手で食べるらしいから、ロシアでもカレーを食べるなら手で食べても不思議はないな。
太宰の言ってるのは、気取って箸を使う人たちへの皮肉なんだから、「インド」では皮肉になりそうもない。
イギリスカレーだとシチューみたいな感じなんだろうから、手で食べるのは無理だろう。
手で食べるというのは、日本でいうドライカレーなんだろうな。 そもそもロシアにカレーライスが広まったのはかなり最近のことのはず。
中村屋辺りにいって、ライスカレー食べながら誰かが講釈したのを間違って覚えたか、
出たばかりのカレーパンでもかじってて、ロシヤにはピロシキというこういう食べ物があってみたいな講釈を聞いて脳内で混ざったか。
>>988
それがトンデモ豆知識じゃないっていう根拠はあるの?
ロシアはとても広くて多民族だよ? >>986
ロシアとインドの間違いに一票
私はがっかりした。主人は、どういうものだか地理の知識は皆無なのである。西も東も、わからないのではないか、とさえ思われる時がある。
つい先日まで、南極が一ばん暑くて、北極が一ばん寒いと覚えていたのだそうで、その告白を聞いた時には、私は主人の人格を疑いさえしたのである。
去年、佐渡へ御旅行なされて、その土産話に、佐渡の島影を汽船から望見して、満洲だと思ったそうで、実に滅茶苦茶だ。
これでよく、大学なんかへ入学できたものだ。ただ、呆れるばかりである。 まあ「食通というのは、大食いの事をいうのだと聞いている。」で始まる文章なんだから、与太話としてあんまりまじめに考えなくてもいいと思う
>>991
それは、与太話、ではなく、皮肉というんだよw
ロシア手づかみ問題も、事実がどうであれ、皮肉の文章なんだから。 個人的に人間失格の「空腹というものがわからない」ってすげぇ共感できたんだけど、あそこ変に解釈されることも多いんやね
>>993
なぜ共感するの?
変に解釈って、どんな解釈? 共感はそのままだよ
ただただ単純に空腹って感覚がわからない あくまで周期的な栄養の摂取という感覚で食べてる あんまり食べないと頭痛とかするし
小さい頃食事の時間が嫌いだったからそうなのかもね
変な解釈については、太宰の娘みたいな「ある種の強がり」って考え方
>>995
「食事の部屋は薄暗く、昼ごはんの時など、十幾人の家族が、ただ黙々としてめしを食っている」
「寒さにがたがた震える思いで口にごはんを少量ずつ運び、押し込み」
食事への嫌悪は、家族への嫌悪だと思うよ。
この場合の食事というのは、家族のこと。
家族に親愛感情をもてない人は、自分で死ぬことを選ぶことが多い。
太宰の場合は、とても単純。 そりゃ家族に対する恐怖ってのは間違いなく大きな要因だと思うけど、結果であって象徴として空腹がわからないってわけじゃ無いと思う
結果として空腹がわからなくなって、さらにそこから隣人の最も根本であるような苦悩さえ理解出来ないと不安に襲われていたと考えた方がしっくりくる
それに家族に親愛感情がもてないんじゃなく、持っているのにそれを表す方法を持たない人が自ら死ぬ事を選ぶことが多いと思う
ただ感情を持てないだけなら、例えそれがフリだとしても自殺未遂を繰り返すような事はしないはず
>>997
太宰が悩んだのは、人の心が日常生活と乖離していること。
自殺未遂は結果であって、フリではないだろう。
太宰の死への渇望は、戦時中の精神的な安定によく表われている。
死が近づいたことで、心豊かに暮らすことができた。 いや逆でしょ
空腹という日常生活の根本をなす、作中の言葉を使えばプラクテカルな苦悩などが人の心を占めていて、尚且つ自分がそれらを理解出来ない事からくるものでしょ
最も根本であるそれさえ理解出来ない自分に、どうして人の心が分かり得ようかという人との剥離こそが太宰の抱えた苦悩だと思う
それに心豊かに暮らしたことがわかる作品なら中期作品こそがそうだと思うし、あの頃は結婚とかでむしろ死とはかけ離れた生活をしていた頃じゃない?
好きな作品も多いけれど、死をより考えていたであろう前期や後期作品に関して心豊かとは到底思えない
まぁ完全にフリだとは思わないけど それでもただ死を渇望していただけではないと思うよ
あと次スレ立てた方が良いのかな 俺は立てた事ないからよくわからないけれども
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
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