>>335-336
ありがとうございます! ではお言葉に甘えて、少しだけお邪魔させて頂きます。

パチゲーと言われて、真っ先に考えるのが、当然、玉のシミュレートなんですが、
個人的には『要らないかな』と思ってます。もちろん「そこまでのスキルがないから」と
いうのもあるんですが、パチンコの玉数制御も、乱数のみでコントロールできると気付いたからです。

つまり250玉(1K)の玉で打ち出しを開始して、ヘソに入る回数って結局は確率ですよね。
250玉で20回まわったんだとしたら、1回まわるのに平均12.5玉かかったことになる。

液晶を1回転させるごとに、玉が減る数を抽選で決定して、少しずつ減らしていき、
その減っていく平均が、12.5玉だった場合、1K20回転の台を表現することが可能になります。
北斗2のボーナス中の押し順当てゲームのような感じの振り分け抽選を行って、
メダルを増やすんじゃなくて、1回転ごとに玉を減らしていくわけです。

その振り分けの種類を何種類も用意しておけば、
「回りやすい台」「回りにくい台」「ムラの激しい台」などを表現できます。
1玉ごとに減る玉の数が異なるので、実際のパチンコのように
「1万円使って何回まわったか」を確認することによる攻略要素が生まれ、
これだけでゲームとしては十分と言える、パチンコ的な楽しみを提供できると思うんです。
「玉の動きが作れない」という理由だけでパチゲーを作るのをためらってる方がいるとしたら、
こういう方法もあると思うので、どんどん職人が増えていって欲しいのです。

パチンコの液晶部分って「物理的、規則的な拘束が少ない」からこそ面倒臭い部分も多いですよ。
スロットは演出を用意しておけば、打ち手がボタンやレバーで勝手に切り替えてくれますが、
パチンコは変動開始から変動終了まで、全てこちらの間合いとセンスで表現しないといけないので、
スーパーリーチのラストの「当たるか当たらないか」みたいなせめぎ合うシーンを作るのは、
かなり骨が折れるし、気を使います。海物語みたいな、ただのスクロール系は簡単ですけどね。

逆にスロゲー作りの一番の難しさってどこなんでしょうか?