そのライターさんの問いかけは
「貴方の物語は真の言葉を紡いでいるか」という言葉でした。

それは建前でも、言い訳でもなく、知識でこねくり回しただけでなく、具体的で、己の人生に基づいて、己の魂から出たありのままの言葉。

知識があるのに何故妥協した物語を作るのか?
愛だと思っていた。
愛情と惰性とは違うのではないか?
その愛は真実なのか? では、その為にしなきゃいけないことは何なのか?
それに借り物の設定はそぐわしいのか?

詰めていけば詰めていくほど、私はただのイミテーションなんだな、と自覚しました。
ただ二次元という世界に依存して、偽の言葉を紡いで、
それっぽいものを繋ぎ合わせてしのいで、現実逃避してるだけなんだと。

私にはそれが今の全てだと言えるほど、動機も、根拠も見当たらないんです。
こんな事言ってすみません……
後は自分で何とかします。