我々、芸西高校文芸部の5名は慈耶島に足を踏み入れた。
その目的は、島の主がある儀式に没頭し協力者を募っているという噂の真偽を確かめることだった。
我々を島へと送ってくれた船のオーナーは、3日後に迎えに来ると言い残して本土へ戻って行った。