現れたのは見知らぬ角刈りの男だった。よく見ると口に楊枝をくわえている。
考えるより早く体が動いていた。反対側の窓を目指してダッシュし、外へと開け放つ。
「おい待て、ここは5階だぞ!! 何をする気だ」
ダンッ!!
…俺がその言葉の意味を理解したときには、すべてが終わってぃたいむ。