割れ対策として違法コピーしたソフトを起動させると高難易度化するゲームとかもあったけど、
一部の廃人がむしろ意図的に高難易度モードを起動させてクリアに挑戦したりとかもあった

【ドラゴンクエストⅤ(DS版】
割れ対策が一躍有名になったきっかけと思われるソフト。
違法コピーしたソフトで起動すると、最序盤の船のシーンから永遠にゲームが進まなくなってしまう。
問題だったのは、手を出していたのがマジコン経由の低年齢層ばっかりだったせいか、
インターネット掲示板などで「バグって進まなくなった!クソゲー!」と暴れる連中ばっかりだったせいで、
割れ厨が尋常じゃなく多かったことが可視化されるハメになった。
で、間抜けは見つかったようだなと言わんばかりに、任天堂を中心とした
マジコン業者に対する訴訟に発展していったのだった。
この「ネット掲示板にバグだと思いこんで書き込む→バグってるのはてめぇの頭だ」という流れは00年代後期→10年代前半にはよく見られ、
中にはAngel Beats!(2015)で、生放送でプレイ動画を流していてコピープロテクト発動!で視聴者から失笑を喰らう配信者なんてのもいたんだとか

【らんま1/2 飛龍伝説】PC-98
割れ対策としてはある意味伝説のソフトその1。
違法コピーしたソフトが起動すると、「残念だったネ」という台詞と共に女らんまの1枚絵が表示され、プレイすることが出来ない。
が、この女らんまが乳首がバッチリ映ってるヌードな上に、正規のゲーム中では絶対に見ることが出来ないため、
割れ厨に対するご褒美とか言われたりしていた。ネットが発達した今だと普通にネットに転がってますが

【パーフェクトダーク】ニンテンドウ64
割れ対策としてはある意味伝説のソフトその2。発売から20年近く経って、
ROMの解析により、異常なレベルでコピーガードや不正チェック機能が搭載されていることが発覚。
毎秒どころか毎フレームごとに不正チェックが動き、引っかかると単純にゲームがクラッシュしたり、
ドアが開かなくなる、敵が壁抜けしてくるなどの高難易度化、更には爆発がやたら大きくなるとか延々と爆発し続けるとかのネタ要素も完備。
そして、未だに発動条件やどの改変をチェックしているか、発動すると何が起きるかなどの詳細な要素が不明で、
即時発動ではなく時間差で発動だの、複数の条件を満たす事で初めて発動するなんていう変則的な要素もある。
コピーの動作チェックに対するコストを上げることで対策を取るという点では完璧なのだが、
あまりに偏執的すぎて、逆にドン引きする人も多発したという。この手の奴でお約束な
「正規にプレイしてるのにバグで誤作動」なんてのも殆ど聞かないのも普通に怖い。レア社どんだけ手の込んだことを……