>>405続き)

ハズキルーペを売る為に、渡辺謙さんや菊川怜さんに高額なギャランティーをお支払いして、
お金をかけて、渡辺謙さんや菊川怜さんの映像を作り、
お金をかけて、渡辺謙さんや菊川怜さんのポスターやチラシなどを刷り、
それらを、お金をかけて全国にバラ撒いています。

ハズキカンパニー(ハズキルーペを提供している会社)は、
「渡辺謙さんや菊川怜さんの影響力をお借りして商品を売っている」とも言えますが、
それが結果的に、「渡辺謙さんや菊川怜さんの認知度の獲得にお金を支払っている」
ということにも繋がっています。
なんとなく分かりますよね? #頑張って

この時の問題は、
「ハズキルーペさんの予算で獲得した影響力(認知度)で獲得した渡辺謙さん&菊川怜さんの次の仕事」
の権利は、渡辺謙さん&菊川怜さんの事務所が持っている……ということ。

ハズキルーペのCMで菊川怜さんの活動を知った講演会の主催者が、
菊川怜さんに講演のオファーを出す際は、ハズキカンパニー株式会社ではなくて、
菊川怜さんの事務所に電話することになります。
当然、講演料は菊川怜さんの事務所に支払われます。

でも、その仕事って、元を辿れば、ハズキカンパニー株式会社がかけた予算によって生まれています。
渡辺謙さんや菊川怜さんがこれまでに築いてきた信用をお借りしているのだから、そりゃそうなんですが……
なんか、ちょっと勿体無い気がしません?
だって、渡部謙さんや菊川怜さんの認知の獲得にお金を出したのはハズキカンパニー株式会社なんだもん。

ここで押さえておくポイントをおさらいすると、
「最も宣伝に使用される『キービジュアル』に、最も宣伝費がかけられる」ということ。
ハズキルーペのCMでいうとことのキービジュアルは、渡辺謙さんと菊川怜さんです。

この話を舞台に落とし込んで考えてみましょう。