>>859続き)
 
■最初はイニシャルコストを下げろ
 
ウチも学生インターンをよくとっているので、若手スタッフが踏みがちな地雷は把握しております。
以前もお話ししましたが、「会社を経営したことがない人」は、『利益』に関してはトコトン無頓着です。
「与えられたことをやること」が仕事になっていて、「利益(価値)を生むこと」という発想がスッポリと抜け落ちている。

しかしながら、会社経営者となると、1日24時間働こうが、利益(価値)を生まない限り、1円も貰えません。
経営者にとっての仕事とは「利益を生むこと」であって、「働くこと」ではありません。
当然、「雇われている人」であろうと、この考え方は頭に入れておいた方がいいです。
 
そんなこんなで今日は「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」について、具体例を交えながら、お話しします。
 
念のため…
「イニシャルコスト」というのは初期費用のことで、
「ランニングコスト」というのは事業を維持する為に必要な費用のことです。
 
若手スタッフに事業を丸投げすると、「イニシャルコストもランニングコストも、まるで考えない」がお決まりです。 
彼らが真剣に向き合うランニングコストは「家の家賃」や「携帯代」ぐらいで(偏見がすごい!)、
プロジェクトのランニングコストに関しては、テキトーに取り扱いがちです。
 
まず、ありがちなところから…
 
彼らは、プロジェクトを任された時に、まず「ゼロから作ろう」としてしまいます。
ゼロからサービスを開発するなんてコストがかかって仕方ありません。
しかも、「まだまだ当たる確率が低い中」です。
そんな博打みたいなことはしちゃダメで…