>>339続き)

皆さんにしてみれば、「次から次へと鳴り響くJアラートをバコスコ打ち返す西野」の方が
見ていて(痛快で)面白いかもしれないですが、でも、やっぱりそれは僕の仕事じゃないんです。

僕の仕事は、
星空を駆け巡る物語を描いたり、
ロボット達の恋物語を描いたり、
煙突だらけの町の物語を描いたり、
世界中の時間が集まる砦の物語を描くことです。
ありもしない世界を作って、ありもしない物語を作って、世界中を感動させることです。

約1ヶ月ぶりにアトリエの机の前に戻ってきて、自分の居場所を再確認しました。
僕の場所はココだし、「誰かの役に立っている仕事」を言い訳にして、クリエイティブから逃げちゃいけない。
次を作らなきゃいけない。

年が明けると、またニューヨークに飛んで、
ミュージカル『えんとつ町のプペル』のクリエイティブキャンプが始まります。

長編映画と短編映画の制作をそれぞれ一本ずつ。
新刊の執筆。
ミュージカル(NY)の制作。
キングコングの映像作品。
そして、舞台の企画が来夏にもう一本…

スケジュールはモノ作りで埋まっていて、皆様とお会いできる日があまり作れなさそうですが、
1ヶ月ぶりに帰ってきたこの日常を今は存分に生きたいと思います。