>>26,27
HDMI規格を採用するためには、
年会費とロイヤリティ(ライセンス料)を支払う必要がある。

年会費:参加企業は年間10,000米ドル (なお、2006年7月以前は年間15,000米ドルだった)

ロイヤリティ:一製品あたり0.15米ドル
HDMIロゴ表示により0.05米ドルに値下げ
HDCPに対応させた場合は、さらに0.04米ドルに値下げ

製品に課されるロイヤリティは、部品単位ではなく、最終製品に対して課金される。
例えば、液晶テレビを製品として売る場合、同梱のケーブルメーカーやHDMIのICメーカーは
ロイヤリティを支払う必要はなく、最終製品を売る液晶テレビのメーカーがロイヤリティを支払うことになる。
ケーブル単体を最終製品として売る場合は、ケーブルを売るメーカーがロイヤリティを支払う。

J結局はApple、DELL、HPなど最終製品の出荷量の多い企業ほど、
HDMI Licensing, LLCに支払うロイヤリティの総額が無視できなくなる金額になる。

・・・・このライセンス料はPC業界としては何がなんでも払いたくなかったのだ。

将来的には、少なくともPC用のインターフェイスはDisplayPortでほぼ統一されると見込まれている。
いずれは、全てのPC、ディスクリートGPU、そして液晶ディスプレイに、DisplayPortは搭載されていく。
この最大の理由は、PC業界が既にDisplayPortの採用で固まっているためである。
Appleは、USBとDisplayPortを一緒にしたいと考えており、そのための特許も取得している。

確かに>>1が言うように、PC業界において今後、HDMIは衰退する一方になるのは間違いないだろう。