>>889
ReadyNAS は OAuth のアクセストークン保存に対応しておらず、
IDと生パスワードを本体に保存して、SMTP認証の度にそれを送信するレガシーな仕組みなので、
Googleアカウントの設定で「安全性の低いアプリからのアカウントへのアクセスを許可する」必要があるよ

いまどきは、初回のみブラウザが自動的に開かれて https://accounts.google.com/ から始まるURLなことを確認してIDとパスワードを入力し、
認証に成功するとログイントークンがアプリ(この場合ReadyNAS OS)に保存されるような仕組み (OAuth) が主流なのだが、
ソフトがぼろくそのReadyNAS OSは当然対応していない
パスワードはTLSで暗号化して送信されるものの、ReadyNASがクラックされてパスワードが漏えいした場合に、
他のGoogleサービスが悪用される可能性があるから、こういう認証方式は今の時代は好ましくないとされているの

ついでに、ReadyNAS OS のメール送信に Gmail を使った場合、IPアドレスが変化したときにGoogle側に不審なアクティビティ扱いされて
メール送信が行われないことがあるので(その時には連携しているスマホ等に不審なアクセスをブロックした旨の通知が来る)、
たまにIPアドレスが変わる環境ではGmail以外のアカウントの指定をお勧めする
頻繁に(例えば毎日とか毎週)IPアドレスが変わるならIPが変わるのが普通だとGoogle側が認識してくれるから大丈夫なんだけど、
2カ月ぶりとかに変わると新IPアドレスからのアクセスが不正アクセスだと疑われてブロックされることがある