SSD1台の場合は、リードキャッシュの機能しか提供されない。
ライトキャッシュを使いたい場合は、SSD2台搭載してSSDをRAID1の構成にする必要がある。
4ベイのNASでSSD1台でキャッシュを設定した場合、自動的にリードキャッシュとして機能する。
キャッシュのオプションでシーケンシャルIOを有効にした場合、ファイルの最初のリード時に
読みだした全てのファイルをSSDにキャッシュして次回からは自動的にSSDのファイルを読み込む。
読み込むファイルがSSDの容量を上回った場合は、古いファイルから削除される。
これがSSDキャッシュのメカニズム。
ただし、DS918+だとLAGを使用してもネットワーク速度は200MBにしかならないので、
SSDキャッシュの効果はおそらくほとんど実感できないと思う。
反面、速度面で効果が現れなくても、SSDキャッシュを利用するとHDDのアクセスが減るのでHDDの寿命が延びる。
SSDキャッシュが有効がどうかは、一度、構成してみて、キャッシュアドバイサーの画面でSSDヒット率を見てみるといい。