今朝の夢は、ワンシークエンスだけ。
たぶんこれが最終回。

卒業式が終わって、下駄箱のある出口で靴を履いてると、
もうひとりの女子もやってくる。
違う大学に行くことが決まってて、これでしばらくは会うことがないわけで、
でもどう声をかけていいかわからない。

でも、彼女は手紙を持っている。
白い封筒で小さな犬のシールが貼ってある。
そして、オレにはその中になにが書いてあるかわかる。
同時に、自分の持ってるバッグのなかに、昨夜書いた手紙が入ってることもわかる。

お互いに「なんだ、そうだったんだ」と笑う。
オレは最初からその子が気になっていたし、その子はオレのことを気にしていた。
つまりそういうことだった。
それでいますぐ何か始まるってことでもないことはわかってるけれど、
彼女の目がすごく笑っていて、自分もやたら幸福な気分になる。
たぶんこれから先、オレは彼女のそばにいるんだろうなと思う。
外は天気が良くて、わしゃわしゃ同級生が集っていて、光が満ちている。

そこで目が覚める。
時間にして2、3分じゃなかろうか。
でも猛烈にリアルな質感がある夢で、目が覚めた後もしばらくぼーっとしてしまった。

で、どう考えても夢のなかの彼女の目が嫁さんの目みたいで、
考えれば考えるほどそんな感じがしてきて、
朝からお化粧をしてる嫁さんをじっくり見てたら怒られたうえに、
時間も押してしまい、電車を1本逃した。

ただそんだけ。