>>345
感情や行動に理由を求めないひとは実際にいると思います。
いやたしかに理由はあるし、自分でもそれなりの理由は用意しているんだが、
それが無意識のなかの自分の思いもよらないところに原因があることまでは知らないってことです。
たとえば、甘い玉子焼きが好きな理由。
そこにはもしかしたらお母さんとの記憶が通奏低音みたいにあるのかもしれない。
でもそんなとこにまで想いを巡らせることは少ない。
甘い玉子焼きが好きだから俺は好きなんだ、これでじゅうぶん満足する。

これが悪いと言っているわけじゃない。
それで充足できるのであればそれでもいい。
ただ、オレらはそれで満足できない難儀な種族です。

深いところ、意識下にある理由を考えること。
これをたとえばみか氏はあさましいことだと考えている。
日村氏は見えるはずがない意識下について考えることはナンセンスだと考えているし、
見えないんだからなんでも言ったもん勝ちやんけ、とも考えている。
そういう意見は当然あるでしょうね。
意識下のなにかものも考えずにいられる生き方ができるならそれでいいと思う。