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▽□2021年3月9日……地底暦2021年9月19日
 §地(九二)
 ◇[祓ひせよと申してあることは何もかも借銭なしにする事ぞ。借銭な
   しとはめぐりなくすることぞ、昔からの借銭は誰にもあるのざぞ、そ
   れはらってしまふまでは誰によらず苦しむのぞ、人ばかりでないぞ、
   家ばかりでないぞ、国には国の借銭あるぞ。世界中借銭なし、何し
   ても大望(たいもう)であるぞ。今度の世界中の戦は世界の借銭なし
   ぞ、世界の大祓ひぞ、神主お祓ひの祝詞(のりと)あげても何にもな
   らんぞ、お祓ひ祝詞は 宣(の)るのぞ、今の神主 宣(の)ってないぞ、
   口先ばかりぞ、祝詞も抜けてゐるぞ。あなはち、しきまきや、くにつ
   罪、みな抜けて読んでゐるではないか、臣民の心にはきたなく映る
   であろうが、それは心の鏡くもってゐるからぞ。悪や学にだまされて
   肝心の祝詞まで骨抜きにしてゐるでないか、これでは世界はきよま
   らんぞ。祝詞はよむものではないぞ、神前で読めばそれでよいと思
   うてゐるが、それ丈では何にもならんぞ。宣るのざぞ、いのるのざ
   ぞ、なりきるのざぞ、とけきるのざぞ、神主ばかりでないぞ、皆心得
   ておけよ、神のことは神主に、仏は坊主にと申してゐること根本の
   大間違ひぞ。九月十九日、ひつ九のΘ。](1) /
   地つ巻(第5巻)(第八帖(一四五))
▲□2021年3月9日……地底暦2020年8月27日
  ※▽□2021年2月14日……地底暦2021年8月27日 を参照 >>109
 §富士(二二、普字)
 ◇[八月の二十七日、Θのひつ九のか三。](1) /
   富士の巻(第3巻)(第二十帖(一〇〇))