2000系から5000・5100・5200・5300系まではやたら番号が進むが、車体に関しては2000系と同系列みたいなものだな。

3線に適した性能による作り分け(神戸線と宝塚線との違いもあった)、定速制御の有無、
昇圧回路の有無、冷房の有無、ブレーキ方式の違い(5300)、特急用車両の装備(2800)で
ここまで分かれてしまった。

先代の1000系列や同期の他社車両(京阪旧600・700系、近鉄920系など)にあった
吊り掛け方式の車体更新車こそなかったけれど、
近鉄でもここまでバリエーションは多くなく、私鉄でも最強(最凶?)のカオス事例かもしれない。
当時の国鉄でこれをやってたら、間違いなく労組からの吊し上げを食らってただろうね。