2018年7月20日(金) 9:14 〜 9:38
国土交通省会見室
石井啓一 大臣(当時)
//www.mlit.go.jp/report/interview/daijin180720.html

(問)昨日与党の検討委員会で、九州新幹線長崎ルートへのフリーゲージトレインの導入が正式に断念され、代わりとなる整備方式については先送りされました。
フリーゲージトレインの導入断念について、国の責任を問う声もありますが、大臣の受け止めと、今後の国土交通省の対応についてお聞かせください。

(答)九州新幹線西九州ルートにつきましては、昨日、与党PT九州新幹線西九州ルート検討委員会におきまして、中間とりまとめが行われたと承知をしております。
中間とりまとめでは、基本的な考え方としまして、西九州ルートは新大阪まで直通することを前提として整備が進められてきたところであり、
武雄温泉駅での対面乗換が恒久化することはあってはならないということを確認した上で、

★フリーゲージトレインについて、新大阪までの直通を前提とする西九州ルートへの導入は断念せざるを得ないこと、
★フリーゲージトレインについて、沿線自治体や住民の理解、期待が大きかったにも関わらず、ここにおいて断念せざるを得ないことは遺憾であり、
★この開発を進めてきた国においては、これまでの経緯を踏まえ、
★今後の対応に当たるべきこと、
★新大阪駅まで直通可能な方式であるフル規格及びミニ新幹線の2つの整備方式の得失を総合的に検討した上で、いずれかを選択する必要があること、
とされたものと承知しております。
(これ全て与党PTの言い分。国交省見て見ぬふりを決め込む)

今後、検討委員会におきましては、中間とりまとめを踏まえ、引き続き関係者の意向を十分に踏まえつつ、西九州ルートの整備のあり方について検討を進めていくものと承知しております。
国土交通省といたしましては、今回の中間とりまとめの内容を十分に踏まえた上で、与党における検討作業に適切に対応していきたいと考えております。