西九州新幹線の9月開業に合わせ、長崎県はJR佐世保線の佐世保-武雄温泉に約14億4千万円を投入し、
特急で現行車両より速度が出る「振り子型車両」を導入する線路工事を進めている。
しかし、JR九州が6月に発表した改正ダイヤでは、
この区間の平均所要時間が約2分増加。
佐世保-博多で見れば短縮すると同社は説明するが、
地元からは「事業の効果を感じない」と不満が噴出している。