P.K.ディック - 14 [転載禁止]©2ch.net
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あのいきなり造語で話進められて、
途中からやっとわかる感じが好き 自分の周りにあるものがどんどん古くなってくとか面白すぎだよな >>470
「時間飛行士・・・」は時間ループの中から抜け出せないはずの奴があっさり抜け出してたり、とか、設定が根本的に破綻しとるからなあ え?その抜け出してるのは「一種の船外活動みたいなもので」って作中で解説してなかったっけ?
だから密閉された宇宙船から一時的に船外に出てるだけで、またいずれは戻ることになるって 時間飛行士とか出口云々とか凍った旅とか
そう言うどうしようもない絶望感のある話好き >>477 そんなもん説明になってへんがな。そんなん船外出たら時間のループから逃れられるって言うんならループから逃れたかったら船外に出たらええだけのことだがや。設定が破綻してるずら ヴァリス書いてる時、あれどういう精神状態だったんだろうな 読んだことないひとは一回、自分で読んで判断しましょうね。
なお、訳者が複数ある場合は新しい方が圧倒的に読みやすいですからね。 >>485 読んでも面白くないから読まないのが正しい。
面白くないから最後まで読む人は少ない。
これでいいのだ 死の迷路人が死にまくったんで切ったわwww
ユービック途中で電波なストーリーになって来たから読むの止めたわwww
戦争が終わり、世界の終わりが始まったも終末しそうになる所で飽きたわwww
スキャナーダークリーの最後の数ページ読んでないわwww
みたいな 山形訳の『暗闇のスキャナー』はあの口調で正しいのかな。ヤク中の下層社会だから >>486
頭バカですか?
脳ミソのかわりにクソ詰まってるんですね。 >>488
ナオンで赤面w
NAONのYAON(ナオンのヤオン)以外で聞いたことねぇー >>489みたいなバカがありがたがって読む本がヴァリスという駄作なんだよ ドラマ版高い城の男のシーズン2、観終わった。ああ、良かった。
何とか危機一髪で日本まだ在るし、退屈な能吏は退場したし ドラマの高い城、原作から変えすぎだよなw
あれはあれで面白いけどw SF作品の実写化は跡形もなく改変するから困る
朝鮮情勢が厳しい中今の日本で言えばたそがれの朝食とか?
それともドクターブラッドマネーとか? 「虚空の眼」なんかは実写化しやすいストーリーだと思うが、
「アカのスパイ」っていう死語を現代人が理解できるかどうか >>495
円盤売らないのかな? 客寄せというか囲い込みのためにアレ作れるとしたらやっぱすごいな。
ドラマは木戸憲兵隊長のカタコト日本語がホントに惜しい。ドイツ側のジョン・スミスと対を成す存在でシリアス演技なのに
木戸と副官だけキツめのカタコト。ツィ・マーの将軍とかは権力あっても愚かな男として描かれてるんでテキトーでも良いんだけどさ 3つの聖痕読み終わった
現実と幻覚の区別がつかなくって
話が途中からわけわからなくなったけど
神ってのはいつも内側にいるっていう
ディックの考えはわかった 現実と幻覚が〜じゃなくて幻覚が現実を侵食してくる系でなかったっけか?
幻覚を通じて現実に干渉してくるコイツやべぇだったような。 キャンDだのチューZだのって現代でいうところの下等民向け危険ドラッグだろ それを使って仮想世界でマウンティングしないと
辛い現実に耐えられないのだぜ?
…スマホとソシャゲ? ああこれ、ユービック読んでも>>499と同じトンチンカンなこと言う輩だわ 火星のタイム・スリップ読んだけど何と言うか凄かった
砂漠!時間!逃避!って感じで凄かった
読了後倦怠感が凄かった フォスター、お前は死んでいるところだぞを思い出す時代になって来た
ドクターブラッドマネーでも良しとする ユービック読んだぜ
今までで一番SFとして面白かった
二転三転するストーリーも良かったし
最後の1ベージはなるほどって感じ 未来を扱っても記憶媒体が「テープ」どまりなのが発想の限界を感じさせるが、
「聖なる侵入」のビッグヌードルとIBM製のスレートってのがスーパーコンピューターと
ネット端末を先取りしててスゴイ 藤子F不二雄もタブレットとデジカメとPhotoshopを昭和50年代に描いてたけど
それらをUSBじゃなくてステレオミニプラグでつないでる所に時代を感じた
PKDの短編で名前忘れたけど現代のSF作家が未来では預言者扱いになってて
信奉されてるってやつ、あれあながち間違いでもないような… ハインラインの「夏への扉」に出てくる主人公が発明した設計用の機器って
後のCADそのまんまだもんね ハヤカワの小さな黒い箱って短編集か
買ってみるかな >>512
実際にアメリカ政府がSF作家を集めてやってた気がする イギリスのChannel 4とAmazon Videoが10話からなるアンソロジードラマシリーズを企画
"Philip K. Dick's Electric Dreams" チャンネル4…マックス・ヘッドルーム(イギリス版)を
制作したところか! これは期待してしまう 高い城だとナチスや大日本帝国ばかりが目につくが中立のロッキー連邦がまんまアメリカが意味嫌うヒルベリーアメリカ人の国家なのが面白い ディックの小説はなんでこんなに映画化されるんだろう。誰か議論していた? 現代人の不安や麻薬体験を扱って共感しやすい題材が多かったのと
CGが高価だった頃にはアシモフやハインラインやクラークのような宇宙船が沢山出てくる大作は難しかったとか 高い城の男あたりは当時の技術で実写化できそうだけど
本当に原作通りだとしたらナチのロケット飛行機くらいしか
SFチックな機械は出てこないし
街の看板とかそういうの全部変えないといけないから
当時は実写化できなかったのかなあ
アマゾンのアレはすごいこだわってCG作ってるよね
まあ原作から変えすぎだけど
それともホロコーストの生存者がまだ大勢いたから? 短編が映画化されることが多いのは短編の一つ一つに卓越したアイディアがある上
短編の映画化であればそれを自由にアレンジして膨らませる余地があるからではないかな >>509 言うてもユービックって夢オチだろ。がっかりだぜ。 >>524
ブレラン、トータルリコールの流行ったあたりはディックだから流行ったってわけじゃなくて
役者とか監督とか造形スタッフとかが全体的に良かったから流行ったんだろうけど
それ以降は ディック原作の映画!っていうのが客寄せに使えるようになったから
ってのもあるんじゃね?
ところでもうじき公開のブレランの続編ってどうだろうね。コケそうな予感がする ブレードランナーが神格化されまくってる以上ブレードランナーを上回る事は無いよな
可もなく不可も無しで終わるんじゃね
電気羊の原作に忠実な映画化が見てみたい >>525
>>527
納得
映画の素材として優れているのか。
ディックは文学の世界でもっと評価されてもいいと思う >>528
ディックはドラッグ世代なのでドラッグによる知覚の変容(幻覚)といっしょに
「幻覚だと思っているものが実際に現実を変容してくる恐怖」テーマの作品がいっぱいある。
なので短絡的に「現実が変わるわけないから幻覚だろ?」で済ましてたら
話半分も理解してないぞ。 >>532
LSDは、本来知覚できない隠された真実を顕わにするクスリでは?
ドラッグカルチャーの文脈では。 マイノリティー・リポートは2002年の映画なのか…
画面を(音声コマンドとかではなく)スワイプのようなジェスチャー主体で操作していくのが斬新だった
SF映画で学ぶインタフェースデザイン という本職のデザイナーが書いた本(2014年)でも例に選ばれていたな
ちょっと見直してみるか、どのへんに出てきたかな 去年放送されたマイノリティ・リポートのドラマはひどい出来だった
打ち切りになったのも当然 夢オチは夢オチじゃ
そんなもんをドラッグだの麻薬だの言って有り難がるのはダメじゃ ユービックは死後の世界オチだけど崩壊感も描かれてて良いと思うけどな
まあ死の迷路を読んだときは流石に夢オチ過ぎて笑ったが 電気羊に出てくるアンドロイドってもし共感能力を手に入れたら人間と共存できるだろうか?
って考えて思ったけどディックって非人間(電気羊で言うアンドロイドやパーマーエルドリッチや人間らしさの人間)と人間の区別しにくさは良く描くけど
非人間から人間への変容は余り描かない感じがある ん? 「実は人間じゃない」「俺は人間じゃなかったんだ!」は
ディックの定番テーマのひとつだけど。
たしかに「人間じゃない」ことは絶対で変えられないことになってて人間化はしないねぇ…
いや、むしろテーマにルールが人間であることを認めない恐怖的なものがあるのかもな
「おいフォスター!お前死んでるところだぞ」とか
「まだ人間じゃない」とか。 マイナー長編だが
「あなたをつくります」(あなたを合成します)に出てくる
オルガン会社製のリンカーン大統領とスタントン将軍のシミュラクラ
擬人体としての自覚がある(?)くせに心あたたかな人物で、好きだ 共感能力の欠如はそもそも本人の責任なのか
生育環境や器質的疾患が原因で共感能力を持てない者にも共感を示せよ!
…というのがアンドロ羊で語られている事だと思うのだが
本人の意見として表明されているのは正反対の事なんだよな〜 >>546あなたをつくります はそういうことをどうこう言う前に
小説として面白くない >>545 >>547 は人間らしい文章が書けないのでおそらくシミュラクラだな 最新のロボット開発者のインタビュー聞いてたら
人間の思いやりをロボットに持たせねばならないだの
教育用に使えるだの
ディックの描いてた世界に現実が追いつきかけてるんだなと 高い城の男シーズン2観終わった
これはこれで面白いわ 山形浩生のHPによれば「去年待ち」の新訳は「2017.05.17 脱稿。」とのこと
もうそろそろ近刊予定に挙がってくるかもしれんね 高い城をいまさら読んだけど
田上と矢田部とラムジーが一堂に集まる場面の
向かい合わせに椅子に座ってる状態で10分間無言は長すぎると思った ディックの50−60年代の長編って
40年代のパルプフィクションレベルのチープなガジェットで70年代の
ニューウェーヴより斬新な話を作ってるみたいな妙なアンバランスさ
が面白いね
特に「火星のタイムスリップ」
あの時代に「火星人」なんて普通出さないよなw
まあ火星人といいつつ描写は完全にブッシュマン(コイサン)だけど
当時彼らの生活は人類学のトレンドだったんだよね ガラクタから芸術を作り出す天才
でも憧れの主流文学でガラクタじゃない材料を使うとどうもパッとしない おひとよしの馬鹿って説も
神林長平がいちばん影響を受けたのが『火星のタイムスリップ』だっけ
ディックとはまるで関係ないが、川又千秋の『火星甲殻団』が読みたくなった
明日でも探してみよう 香山リカだっけ
あのセンセイがディックは境界性人格障害の兆候が見られると評してたな >>561
> 境界性人格障害
リストカットするやつだな。
考慮に入れて読むと面白いかも。 精神科医に掛かると、なんでも○○の兆候みられるっていわれるぜw
ミュージシャンあたりなんか大抵、双極性障害(躁鬱)の傾向があるっていわれちゃう >>564
特定の障害が特定の職業への適正になっていることもあるらしいから、一概に決め付けとも言い切れない。
ミュージシャンもそういう話かも知れない。
宗教の教祖なんか全員が統合失調症らしいし。マホメットもジャンヌダルクもみんな。 香山ナントカ先生は本人がビョーキみたいなもんだろ
あいつ適当に「○○さんは××性障害!」って誰に対しても安易に言うので
他の精神科医連中からは嫌われてる >>561
こないだ高津院長にフルボッコされてたで
あと、自爆して本名住所全部割れた。
マジ超人、あの顔面組織の厚さは計り知れない。 暗闇のスキャナーがガチのドラッグライフ小説だったのは想定外だったな。 「去年を待ちながら」の新訳版
9月22日発売予定との事 >>568
何て言うか、小説中にアンフェタミン「覚醒剤」の自販機とか出て来るからね。
あの時代のアメリカの法律知らんけど、合法だったんだろか?
でも、小説の重要テーマが偽物の世界だったり、妻や友人なんかが知らない内に
偽物にすりかわってたり...なんか統失の被害妄想臭くないかな?
薬物の二次的副作用なんだろうか?
一番怖かったのは、火星でテラフォーミングしてる技術者の話かね。
恒星間戦争の戦利品の火星で働く技術者、実は彼の周囲の世界は全て偽物で、本当は
戰爭にったんは...って奴。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています