フレーゲル     「クロプシュトック侯を社交界から追いやったのは、陛下よりむしろ、陛下を擁立しようと
             された叔父上らと聞いておりましたが」
ブラウンシュバイク「分からぬか。だからこそクロプシュトックもワシに詫びを入れに来たのだ」
(アニメ第9話「クロプシュトック事件」より抜粋)

理解できん。皇位継承レースの下馬評はリヒャルトかクレメンツかの一騎打ちで、フリードリヒは
完全に蚊帳の外だったはず。本人もそれを理解していて放蕩の限りを尽くしていたし。
そんな万馬券フリードリヒに賭けたブラウンシュバイクらの心中ってどんなだったんだろ?
リヒャルトかクレメンツのどちらかが皇帝になれば、宮廷闘争の常で権勢は大きく損なわれるというのに。

まるで、陰謀劇の果てにフリードリヒが即位することを知ってたかのようだ。
このあたりも、短編でいいから作者が描いてくれないかな。