>>968
あの話のけりの付け方は
多分、高尚高邁な救世主の行き着く先は堕落したニューヨークの教祖ルシフェル東丈だと思う
そこ(その考え)に行き着いた三千子(平井の身代わり)は堕落した存在に母と呼ばれた
答えを産み出したメタファーだったんじゃないのか
結局、全人類に救いを求める救世主映画のプロットは酔いどれルナの崩壊する世界からの次元を越えた全ての魂への問いかけ、光のネットワークへの参加を求めるテレパシー放送に切り替わり
死に行く三千子たち、無印幻魔の人々の最後の言葉になった
結局、井沢郁江たちの努力は全人類救済プロットには無縁になりGENKENからみの高鳥の存在は幻魔にさえなり得なかった

つまり、石ノ森サイドのゴタゴタもあり覚めた意識で幻魔大戦を俯瞰したとき
GENKENはたいした役割(乗り物)にならなかった、ということなのではないか
それに気づいたからGENKENからみのルシフェル伝は書けなかった
幻魔大戦の終結は次世代の少女というのは流れ的に仕方なかったのかも