>>700-701
> 「親父は俺に言ったもんだったよ、余計なことはしないもんだ、常にカードを切り続けろ、なんてね。
> それに政治というもんは俺を魅了することはなかったもんだった。
> その俺が、、、、にコンピュータルームに居た時に起きたことだった。」

そうする理由なしに、taught me を「言ったもんだった」に変えるのは無いかなぁ。
それだと、息子に「教えた」父親の心情みたいなものが欠落するよね。

あと、小説には小説としての文章の流れやリズム、情感の強弱があるので、ただの説明文になってしまうと面白くない。
2文目の政治うんぬんの前には、やはり原文通り接続詞は入れないほうがリズムが出ていいね。

> 「どこぞの世界最高性能のやつに比べりゃ、マイクは遅いんだけど、正確に答えを出してくれるしそれで問題はないさ。
> とはいうものの、マイクもいつでも正直に正しく答えてくれるってわけでもないんだ」

うーん、それだと「月は無慈悲な夜の女王」の主人公は少し幼く見える。
この作品の主人公は片腕が義手の苦労人だし世事にも通じているから、もっと年齢が上で屈折した内面を持つ人物だと思う。
彼は年下の女性革命家ワイオミング(30歳前後)からは、おじいちゃん呼ばわりされからかわれたりもする。