夏への扉がSF永遠の名作、オールタイムベストみたいに言われるのは
どうも違和感があるんだよな
猫好きにはたまらないかというと、そんなことないし

元相棒のマイルズだってちっとも良いところなく、裏切り者のまま和解もせずに死んで
ベルも改心することなくヨボヨボのババアになっていき

冷凍睡眠したりタイムトラベルしたりした挙句
リッキーと年齢をなんとかギリ合わせて結婚しましたというところにしか
良いところはないわけで

まああと、唐突に現れたヌーディストの夫婦がいい奴らで、たまたまダンを裏切らずに会社続けててくれたけど
何か強い必然性が感じられるわけではなく、たまたま、本当にたまたま二人がいい人だったという
取ってつけた設定があるだけ

ああ、人間って素晴らしいな、人間の可能性を俺は信じてるぜ
みたいな気持ちにもならない、なんとも消化不良感の残る作品だよね

俺がひねくれすぎてるのかもしれんが