>>749
結末を知っている読者からすればそうですが、あの時点の三体人にその判断は難しかったんじゃないですかね?

一組織が人類に対抗できるような強力な技術供与は回収された場合に人類の科学技術を大きく飛躍させてしまい、それは三大人が最も恐れていた事ですし。

ソフォンで出来る事も基本的に監視と通信だけなのでETOが存続するには組織自体の力で乗り切らないといけないわけで、信頼を失ったETOのウォールブレイカーがソフォンを利用出来ていたのもその能力自体は悪用されても無害≒影響力はないと判断されたからかと。