高千穂遙 @takachihoharuka
酷評でめげて筆を折る作家なんて投稿を目にしましたが、まあ、ないですね。
むしろ、酷評でももらえるだけ幸せなんですよ。読んでもらえているってことですから。
いちばん怖いのは、完全に無視されること。高評価なし、酷評もゼロ。
わたしの作品も大手メディアに相手されたこと、ほぼ皆無です。→

1985年には年間ベストセラーの8位にも入ってますが、もちろん、一般のメディアはほぼすべてスルーでした。
そんな中で、星新一さんがひとり「異世界の勇士」を週刊文春褒めてくださった。
これが、どれほどの支えになったことか。仮にこれが酷評であっても歓迎しましたね。→

1985年 ベストセラー30 (昭和60年)
http://1book.co.jp/001364.html

だから、酷評食らったくらいじゃ、作家はめげないです。むしろ、糧になるんじゃないかな。
中島梓は酷評を見るのもいやがってましたが、あれはカメラ記憶力のせいで、酷評があることは実際、
知ってましたからね。でも、そのこと自体は気にしていない。そういうものですよ。たぶん。

樋口毅宏 @byezoushigaya
筒井康隆が某文学賞に『民宿雪国』が候補に挙がったとき、他の作品にはすべて4、5行の評を書いた中、
『民宿雪国』だけまるで候補になかったように完全無視0行。
直木賞をもらえなかった恨みから『大いなる助走』を書いた人が!爺さん命拾いしてるよ。