ヤンは、ラインハルトとの会談の時、意思決定の早さで専制の方が優れてる、
って意見に反論して、
民主政治では民衆が政治の責任を自分のものと感じるという長所があって、
その長所だけで、幾多の有能な専制君主の利点に勝る、
って言ってた。

でも、民主主義政治の元で育ったはずのヤン自身の行動パターンは、
政治に対して無意味な嫌悪感を持って、政治から全力で遠ざかるばかりで、
責任を取る/取らない以前のレベルだった。

言うことはご立派だけど、やってることがなー、
という点で、トリューニヒトに通じるものがある。