makeだけで済む時代は平和だった。
しかしやがて、「えーっと、こいつはSolaris2.xでgccだからこれをコメントアウトしてこのオプションを有効にして……うがぁ!!やってられるかー!!」と頭をかかえる状態になった。
一部、imake導入の動きなどもあったが、ややこし過ぎて挫折した。
configureが出たときは衝撃だった。./configure; make; make installするだけ!! なんとすばらしい。
かなりしばらくして、山のよーなバイナリパッケージを構築する必要にせまられた。
「何で、autoconfやautomakeが3つも4つも別パッケージになってるんだ?」
その理由は作業半ばで判明した。「おっかしいなぁ、必要なパッケージは全部入ってるのに何でここから通らないんだ?」
出てくるのはconfigureやMakefileの構築失敗。試行錯誤の挙句、ふと思いたって多数入っていたautotool群を全部削除し、そのパッケージ構築に必要なものだけ再インストールした。
「……通るやんけ」m4のコードをさんざんおいかけても原因が理解できなかった俺は、全力で脱力した(ぉ
そのとき、autotool群は俺の敵になった。……ま、諸悪の根源はm4だとは思うが。