プログラミングRubyのRubyベタボメっぷりにRubyを使い始めて早10数年、使えば使う程にRubyって駄目だなと痛感する
Rubyを学習し始めた頃は誰でもRubyは素晴しいと思うのだが、数年も使えばそのどうしようもない互換性のなさにウンザリする
しかも互換性が無くなることをマズいと思っていない集団がRubyを制作しているのでどうしようもない
1.4時代のコードが1.6になった途端に互換性がなくなり動かなくなることはあったが、1.6→1.8ではそれが顕著になり、1.9など何のエラーも出さずに前のコードが動く方が珍しいほど
それどころか1.9に行かずREEが海外ではデファクトになりつつある現状、そして始まるPlain RubyとREEの方言問題
例えばPassengerもREEの方がうまく動いたり、かと思えば特定のバージョンだとPlainじゃないとまともに動かなかったりと、とても面倒臭い

美しいコードを求める為の副作用、という名の互換性のなさはRuby界全体に蔓延していて
例えばあれだけもてはやされたRailsも、Rails2とRails3の互換性のなさに誰しも苦労したのは記憶に新しいところ
誰もが互換性のなさに辟易し、俺ライブラリを量産するため、gemで探すと似たような事をする終わったプロジェクトがわんさか引っかかる
諸処の小さなプロジェクトだけがそんな現状ならば許せるが、dbiアダプタでさえそんな現状なので
バージョンが変わるとデータベースにすら接続できなくなったとか、dbiのAPIバージョン変わったのにアダプタ側の更新ないな、
とか思ってるとアダプタ作者がRubyから足洗ってたとか余裕

身内同士でRubyはコードが美しいと四六時中自画自賛しているが、実はそれこそがRubyのガン
その美しいコードという名のオナニーの為に一体どれだけの互換性と人的リソースが失われていったことか
Rubyのコードは美しい、Railsスゲー、ベタボメする人は沢山いたがいつも一過性の人気しか得られないのはそこにあるし
ベタボメしていた人達もしばらくするとウンザリしてRuby界から消えてしまうのも原因は実はそこにある
達人プログラマーはRubyをベタボメしなくなったし、Mongrel作者はRailsどころかRubyに見切りをつけちゃったしね
ああいう熱狂的なRuby信者でもRubyから足を洗っているのを見ると、tDiaryがRubyに見切りつけてPythonで全部書き直したとか言われても驚かないだろう自分がいる