文法上では、大きさの違う COMMON ブロックは、無名 COMMON ブロックでしか
許されていないのだが、まぁ昔はよくやられていた。

66時代は静的にメモリー領域が確保されるので、問題は少ない。
77時代には、文法上は COMMON ブロックも SAVE 指定しないと、
解放されるのでまずいのだが、過去との互換性から普通は静的に
確保されていたのでまぁ大丈夫だった。

COMMON 文はメモリー上の番地の共有になっている。それは先頭で位置合わせが
なされるので、より大きい方でメモリーが確保されていれば、一方が小さくても
問題ない。ただ、小さい大きさで確保されていると、エラーが出なくても
はみ出して読み書きしているだけなので、ファンタスティックな予期せぬ出来事
が起きる。