他人のコードを読む難しさは、”作者が暗黙にイメージしてる図”を推論することの難しさにある。
f(x+d) - f(x) / d
作者自身は「これは微分するためだ」という暗黙のイメージがあるので簡単に理解できる。
一方、他人はコードのみから「これは微分が目的か?」と推論する必要がある。
コードを推論だけで読むには、作者と同等かそれ以上のコードを書けるだけの基礎が必要となる。

これら推論を補助するには、ホワイトボードによる図説が有効である。
イメージ図が有ると無いとではコード理解の難易度が大幅に変わる。