残った2つの扉のうち、 ハズレな方の扉を、 モンティが開ける 行為が
A以外の2人の囚人うち、 死刑になる者を、 看守が明かす ことに該当していて
その条件が既に含まれていることに気付いてないのか?

まぁこの問題は「直感で正しいと思える解答と、論理的に正しい解答が異なる問題」の適例と
言われるくらいで、錯覚しやすい罠がちりばめられてるから注意しよう

モンティ・ホール問題と3人囚人問題は、条件とその結果の確率のところまでは全く同じで

扉=囚人、ハズレ=処刑、アタリ=恩赦、司会者(モンティ)=看守
プレイヤーが最初に選んだ扉=囚人A
プレイヤーが最初に選んだ扉以外でハズレの扉を司会者が開く=囚人A以外で死刑になる者を看守が明かす

にそれぞれ対応しており、アタリおよび恩赦の確率も

1/3=33%:プレイヤーが最初に選んだ扉=囚人A
0/3=. 0%:司会者が開いたハズレ扉=看守が明かした死刑者
2/3=66%:残ったドア=囚人B,Cのうち死刑と宣言されていない者

となる

違うのはその確率から導き出される最終結論だけで
モンティ・ホール問題は、「選び直した方が33%→66%に確率が上がるので、選び直しをするべき」で
3人囚人問題は、「BもしくはCの死刑が明かされても、Aが恩赦になる確率は33%のままで50%にはならない」