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> 断言できるほどはっきりしてないけど、関数の定義名はマクロ展開時にも見えてて、関数名と関数オブジェクトを結びつけるのは「実行」だと解釈するのが妥当だと思う。

入手できたISLISP Working Draft 23.0をベースにして述べるが,その理屈だと備え付けの関数も展開には使えないように思える.
備え付け関数もユーザ定義の関数もpreparation for executionの間に実行可能という記述はない.
不可能という記述もない.(定義はしないとある)

仮にユーザ定義の関数は使えないとしよう.
ローカル関数 (flet labels)が,defmacro 内で使えないようには見えないのでこれで対処できる.
また,マクロは使用場所に先行して定義があることが必須とあるということは,ユーザ定義のマクロは使えるように見えるので,補助関数の所を補助マクロとするのも良いだろう.
CommonLispでもマクロ展開の補助でユーザー定義関数の利用は必須ではないし,利用するには評価フェイズを合せなくちゃならない問題がある.(ISLISPはこれを回避したのかもしれない)
これをもって「ISLISPを使うべきでない」とするのは誇張が過ぎるし,真に受ける者が出るとしたら害悪だろう.