>>67
勝手に、というか、歴史的なものでもあるんだが、そもそもコンピュータは符号について考慮できない。
というのはビットのON/OFFしかないからだ。かといって計算ではマイナスの値も考慮する必要がある。
ということで色々あって、結局今のコンピュータでは高速に計算する場合はこういう手法を使うことになった。
(低速になってもいいが精度が必要な場合にBCDにするとか、他の方法もあるがちょっとそれは置いておく)。

1. 0/1が表せるビットを束ねてまとめて2進数として大きな数値も表せるようにする。
2. 0の時は全てのビットが0になる。
3. 0の状態で1を引いた時、つまり-1は全ビットが1になる。
4. 更に1引いた場合は符号なし整数の時と同じ計算で1を引く。
5. 1番上のビットが1の場合はその値はマイナス、0の場合はプラス。

なので例えば8bit符号付整数は -128 〜 127 までが表せるが、-128の時は2進だと 10000000 になっている。
127 は 01111111 になっている。

画面に10進数に変換して出す場合はまず最上位ビットを見て1ならばマイナス記号を出しプラスならば何も出さない。
次に最上位ビットが1ならば全ビットを反転させた後に1を足す(符号をマイナスからプラスに変換する)。
その後10で割った余りを数字の文字に変換して出し10で割るというのを0になるまで繰り返すが、これだと
逆順になるので再帰処理にするかバッファに入れておいて逆順に出すか少しテクニックが必要。