https://ja.wikipedia.org/wiki/Simula
Simula 67 ではオブジェクト、 クラス、サブクラス、継承、動的束縛(仮想関数)、
コルーチン、 ディスクリートイベントシミュレーション、ガベージコレクションの機能をもち、
オブジェクト指向プログラミングの基本概念はすべてここで発案されているといえる。

Simula はプログラミングパラダイムとして最初のオブジェクト指向言語であると考えられる。
その名前が示すように Simula はシミュレーションを行うために設計され、
その必要性から今日のオブジェクト指向言語で使われる多くの機能のためのフレームワークを提供した。
なお、Simula 当時「オブジェクト指向」という言葉はまだない。
この用語はアラン・ケイが Simula の概念として70年代ごろに使い出したのが始まりといわれている。
従ってその意味では Simula が世界最初のオブジェクト指向言語であり、
Simula は「オブジェクト指向として再認識が可能な最古の言語」ということができる。