>>439
>今はプロテクトモードは触らしてもらえない、
最初からOSがプロテクトモードにしてくれている。

MS-DOSで自力でプロテクトモードにするのはかなり大変だったのでずっと
楽になってる。というのは、プロテクトモードにした場合、DOS
は、仮想8086モードで動かさないといけなかった。しかし、そうするためには
非常に膨大なプログラミングが必要になった。仮想8086モードは、設定すれば
すぐ動くわけではなく、割り込みテーブルなどを全部自分で用意しなければ
ならなかったから。割り込みテーブルもテーブルを用意すれば終わりではなく、
ほとんどエミュレータの作成をしてる感じで、32BITプログラムを用意して、
16BITコードでsti,cliやint命令なんかが実行されるたびに、エミュレーション
ハンドらが起動されて、そこでしかるべき処理を行う必要があった。
だから、自力でDOSをプロテクトモードにするのはほとんど不可能で、
DPMIやVCPIという既存のプログラムが利用された。
しかし、それらをまともにつかうのは、TURBO C++などの16ビットコンパイラ
では無理だった。