>>45
可能世界解釈だと、「エンジェルが存在する世界」と
「エンジェルが存在しない世界」があって、どちらも
可能だがどっちかを選ぶ、みたいな推論をするので、
むやみに場合分けが増えて処理系がパンクする。
「翼の折れたエンジェル」は「投資に失敗して
財産を失った投資家」のメタファーであるかもしれない。

かつて古代中国には「鴆」と呼ばれる「毒を持った鳥」が
いたと云われていたが、「毒を持った鳥なんて伝説上の
生物だろう」と思われていた。そうしたらパプアニューギニアで
ビトフーイという毒を持った鳥が発見されてしまった。
「じゃあ、エンジェルはまだ未発見で、じつは存在する可能性を
排除できない」という見方もありうる。
「すべての動物は消化管を持つ」は正しそうだが、チューブワームは
消化管を持たない。

非単調論理を持ちこんでも矛盾が起きないようにするのが確実だが、
計算の手間が増えるのと無矛盾性を保証するのが難しいのが弱点。