683 Mr.Moto sage 2018/08/12(日) 12:47:07.64 ID:ULAI4zx4
>>682
ようやく解ってきた。
述語にかかる句には、
「文法格をもつ句」(主語とか目的語とか)と、
「修飾句」(「さっぱり」「あっさり」「粛々と」)と、
「相」(「夏に」「谷川岳で」)があるという分類が
立っているのだが、いわゆる「具格」は、文法格ではなくて
相であり、体言が述語にかかるときに「で」が附属するので
あって、「で」は「具格を表す格助詞」ではないっちゅー
コトなんだな?
文法格がないんで、述語に対する一意性もないわけで、
「〜で〜で」みたいなのもアリ(なかなか実例が
示せないんだが)なんだと思う。
「鶏は鍋でおろし醤油で食うのが好きだ」の場合、
「鍋」と「おろし醤油」が助詞「で」によって
述語「食う」に係っているわけで、これを
「鶏は鍋と おろし醤油で食うのが好きだ」とすると
語感がおかしくなる。そう考えると、
「方法」というのは、「場所」や「時刻」「季節」と
同じように、「相」であると考えたほうが、
動詞の型分けがすっきりしそうだ。