>>64
時々、「コードこそがドキュメント」などという人がいて、それに従って
cppreferenceが書かれてしまっている可能性がある。しかし、vectorの
「仕様」とは、vectorが如何に実装されているかではなく、如何に使うか
の説明から入るべきなのに、>>64は、実装をモロに見せてしまってるから
難しくなっている。(1)のtemplate文だけでは、templateの仕様がまだ理解できてない
段階では、vectorの仕様を知ることが出来ないことになる。そう書くよりも、
いきなり、

std::vector<int> v = {7, 5, 16, 8};  // (100)

で、4つの整数型の要素を持つ配列を確保します。
メモリ上で要素は、隣り合わせに並びます。
配列の長さは動的に変更することが出来ます。

と書いたほうが良いし、完全な referece を書きたい場合でも、>>64 の(1)のように
書くべきではなくて、例えば、(100)を一般化して

[vector 型オブジェクトの作成方法]
std::vector<int> オブジェクト名 = 初期化子;  // (101)
 初期化子 := {初期値リスト}

などと書かないいけない。

>>64 の (1)は、vector自体の「実装方法」を書いているだけで
vectorの「仕様書」にはなっていない。