どういう学び方が良いかは人による。
C++ の設計思想としては理解できた便利機能をその都度に導入する形で学んでいけるようにという配慮はしていると設計者は言っている。 実務でプログラミングをしてる人は「C++ をちゃんと習得するまで待ってくれ。 仕事を止めてくれ」とは言えないからね。 C を理解しているならとりあえず C のように書きながら部分的に C++ 的にしていける。
つまり実戦的な学びかたも一応はアリ。

ただ、実戦的な学習はやりたいことが出来てるならそれ以上深掘りする意欲につながらない。
C の書き方でやれるなら別の形に積極的に書き直したい理由って何?と感じてしまうことがある。
きちんとした理解に至らぬままの中途半端な形になりがち。

やりたいこと (書きたいもの) が明白なほうが道筋は付けやすいんだけど、やりたいことに邁進しすぎてもそれはそれで「学習」としてはイマイチなんだよ。
そのへんは程度問題というか匙加減というか、人による、場合によるとしか言いようがない。

個人的にはしっかりとした理屈っぽい入門書を一冊は読んでから方針を決めればいいと思ってる。