>>840
私がいう「理屈」は言語仕様のことのつもりで言ってた。
低レイヤから入った C ユーザーは C を使えているようでも言語仕様に対する理解が浅くなりがちで、
良くも悪くも機械語 (ハードウェアの挙動) と対応づけて考えてしまうところがある。
言語としての抽象とその実装は分けて考えないといけない。

現代的なコンパイラは最適化がメチャクソに賢いので実際に生成される機械語と一対一には対応づかないし、
言語仕様で未定義としているところを踏んだらわけのわからない動作を引き起こすので
言語仕様について一定以上には身に付けてから実践を始めないと何がなんだかわからないことだらけだと思う。

逆に一定以上に C++ の基礎を身に付けてからならあとはリファレンスを見ながらでも行けるけれど、
今の C++ の「基礎」は昔の C++ と比べるとかなり巨大になってしまっているので当初の C++ の設計思想のように
C から段階的に C++ を身に付けるってのはあまりお勧めできないと私は考えてる。
C++ はとにもかくにも巨大で言語機能はお互いに絡み合っているので部分ごとの理解なんて出来ないんじゃないかということ。

繰り返すけど、人による。
自分なりにどういう方向性で行ったらいいのか判断するためにはどこからでもいいから一旦は始めたらいい。
どうせまったく躓きなく進むなんて出来ないんだから駄目だったときにどこが駄目だったかを検討して
軌道修正するしかしょうがないんじゃないのかな。