>>774
「767を書いた意味」なら>>769で説明した。

「環境によるけど)std::atomic使っても生のintと同じようにアクセスできる = 排他なんてしてない」これは正しい。
でもそれは生の int でデータ競合を避けられる理由にはならない。
>>755 が嘘だという根拠は >>749 に挙げられた規定による。その条件
"at least one of which is not atomic" について、生の int へのアクセスは
"not atomic" に該当するから排他なしのアクセスでは未定義動作となりダメだと言っている。
規格文面の "atomic" は、規格が規定する C++ 抽象機械上の概念という認識。

対して 755 は、規格文面の "atomic" は各処理系でのメモリアクセスが実際にアトミックかどうかに依ると考えてそう。
残念ながら規格の文面で明確にその解釈を否定できないんだけど (https://cplusplus.github.io/LWG/issue2506)
少なくとも現メモリモデル策定当時から Web 上に積み上げられている多くの記事(標準化委員会の↑含む)や
現行コンパイラ(最適化、スレッドサニタイザなど)での扱いと合致しない。