>>685
インターフェイス (仕様) の話だけど実装の話でもある。

たとえば C++ では vector の大きさが変わったら (それの要素を指す) イテレータは一斉に無効になって
コンパイル時にも実行時にも捕捉されない (捕捉することを保証しない) のは
明らかに vector の実装の都合を想定していて、
仕様を満たす範囲で効率的に実装すれば (vector の) イテレータの実体はポインタ一個になる。

C++ の標準ライブラリは C で出来ること、 C の習慣の見栄えを変えているに過ぎないし、
そうなるようにデザインされている。

実装がどうなっているかが透けて見えるような仕様になっているという意味で抽象化がしきれていないと書いた。