>>385
今、リエントラント(再入可能)という言葉は余り聞かなくなっているが、
ハードウェアに密着したプログラムを書くときに、ハードウェア割り込みの
割り込みルーチンがまだ終わってないタイミングで、同じ割り込みが生じ、
同じルーチンが再帰的に呼び出されることがあり、そのような呼び出しに
対応しているものを「リエントラント」と呼ぶことがあった。
ただし、そのようなプログラムは複雑になりがちなので、ハードウェア
割り込みが生じ、割り込みルーチンがまだ終わってないタイミングで、
同じ割り込みを発生させる原因がもう一度発生しても、割り込みルーチン自体を
呼び出さないようにする手法が使われることが多かった、というか、
その様にプログラムすることが標準とされ、そのためにプログラマブル割り込み
コントローラなるものが、その役割を果たすモードを持っており、それが通常、
有効な状態にされていた。