人間にとっての色はLMS錐体の刺激値であるというのは間違いない。
それを単一の波長で表せるかというと表せない。
白とか、赤紫とか、原理的に複数の波長の混合でしか表せないものがある。
普通の人間の色覚を数値化する場合は3次元のLMSの刺激値で十分で、特殊な場合(光学シミュレーションしたいとか、4錐体2錐体の生物も扱いたいとか)はもっと多次元のスペクトル分布を扱う必要がある。
でも可視光の波長に色がついていないわけではない。(波長からLMS錐体の刺激値への写像が存在する)