>>180
疑問部分だけ
例えば「X=1/2*A*H」という式に「H」を計算する部分がある10行くらいの
コードがあって、「A」が2、4、6、8・・・という感じで値が定期的に変異する
場合には、対象となる10行くらいのコードをループで囲めばループ処理になる

でも、「A」が2、5、7、13、14というようにパターンのない変異の場合、計算式と
なる処理に変更はなくても、値をループでは変異させられないので「A」の値を
設定して10行の処理を書いてということを繰り返すしかなくなる

この同じ処理である10行を一つにまとめて呼び出せるようにしたのが関数
関数化していない状態で10回値が変異するコードを書くと110行とかかかっちゃう
けど、関数化していれば20行+10行+アルファですむ

なのでループ処理と関数は全然違うもの

さらにクラスは処理を行うための仕組みではなく、データ等の構造を定義するための
ものなのでループ処理とか関数とは全然関係ない別の概念

例えばさっきの式は三角形の面積を求める式だけど、三角形のクラス「Triange」を
作るとき、A(底辺)とH(高さ)とX(解)というプロパティを宣言して、Xの値を呼び出す
ときは計算結果を入れて返すってなっている場合定義したクラスのインスタンスを
取得して、AとBに値を入れてCを読み込むと計算結果が得られる

クラスはこの構造を定義するためのもので、当然のごとく処理も記述されるけど、
目的は一連の関係性のあるパラメータや関数(クラスではメソッドとか呼ぶ)を
まとめること

サンプルの簡単なコードとかだと違いがないように見えるのかもしれないけど、
アルゴリズムとかデータ構造とか勉強してからもう一度コードを見ると理解
できるかも