>>813
>1回の検索は、数学的に厳密にはO(N)だが、実験的(実際的)にはO(1)のように振舞う
ハッシュテーブルの構築は O(N) ですが、既存のデータをハッシュで引く割合が多ければ多いほど O(1) に近くなるでしょう
ハッシュテーブルには衝突がつき物ですが、そういうところも厳密に評価するのは難しいかもしれませんね

ただし、

>同じオーダーでも乗算や条件分岐の両方が使われているアルゴリズムとマシン語の
>1クロックの命令1個にコンパイルされるものでは全然違う。

そのとおりですが、それは所詮 O(f) の f の係数が違うだけでしょう、というか、そういうものはケースバイケースで一般論には載せ難いかと
そもそもあなたは、Σクロック(命令種)、で近似的に評価しようとしてますが、その姿勢は評価しますが、CPU 内の RISC 変換と並列実行、投機実行等までは及んでおらず、ある意味これも粗粗の近似だと思います
CPU 種類やメモリ構成などによって大きく変わるのですから、オーダーでの評価にとどめておくのが妥当なのでは?

>もし、オーダーだけで評価すればいいのなら、チューリング完全なあらゆる言語は、
>同じアルゴリズムを使うことは可能で、同じオーダーの時間で計算できてしまうから、
>速度比較には役立たない。

そりゃそうです、言語間の速度比較にオーダーを使う方が間違っています
総じて評価センスの問題かと