手作業で書く場合は、1つのオブジェクトを削除する場合、それを参照する
全てのポインタに NULL を入れるのは効率が良い。だから、多くのC/C++
プログラマはかつてそうしてきたし、今でもそうすることも多い。
ところが自動でそれをやるには静的解析は難しいので実行段階でも
余計なメモリーを追加で消費して行うことになる。それが効率が悪い。
そして、NULLが入っているかどうか分からないのでその参照を
使う場合には、いつも最初にNULLが入ってないことを確認してから
作業をする必要があり、その判定に 2 クロックくらいかかる。
この2クロックが忌避される。