>>892
>y のデストラクタが呼ばれるのは y のスコープの終わりであることは保証される。
なるほど。
でも結局、
T x;
T y;
x=move(y); //(1)
と書くと、(1) の部分で、
x.operator=(yを右辺値化したもの); //(2)
が行なわれて、
yの生存期間が終わる地点で、yのデストラクタであるところの y.~T() が呼び出される、
ということになることは間違いなのですね。
つまり、(2)が行なわれたら yはもはやmove後なのだから、yのデストラクタ呼び出しが
省略されるということではなく、yのデストラクタは絶対に必ず呼び出されるわけですね。
だから、T::operator=(T &&a) は、T::operator=(T &&a)の処理が終わった後に、
コンパイラによって yのデストラクタが呼び出されることを前提に処理しなければならない、
ということになる。