https://japan.zdnet.com/article/35183866/
2022-02-22 14:31
Amazon Web Services(AWS)は、同社のエンジニアたちがプログラミング言語「Rust」を使っている大きな理由として、エネルギー効率の高さを挙げる。
Rustはメモリー安全性を高め、セキュリティ関連の不具合を減らす役に立つだけでなく、PythonやJavaよりもはるかに「エネルギー効率に優れている」という。
Amazonは、2025年までにデータセンターの100%を再生エネルギーでまかなうという目標を掲げ、データセンターの環境負荷の軽減に取り組んでいる。
Rustの採用はその一翼を担うという。

Rustで構築されたAWSサービスの例としては、コンテナーアプリ用のサーバーレスプラットフォーム「Lamba」を支える「Firecracker」、「Amazon Simple Storage Service(S3)」「Amazon Elastic Compute Cloud(EC2)」、コンテンツ配信ネットワーク「Amazon CloudFront」、LinuxベースのコンテナーOS「Bottlerocket」がある。